城南高校定期演奏会


5月12日(日)、福岡サンパレスで行った定期演奏会の目玉は<サンバ>。

これは私達にとって、全く新しい音楽に取り組むことを意味していました。そのため、SIM BRASILパーカッショングループの方々から本場のサンバの楽器をお借りし、演奏も指導していただきました。

初めて触れる楽器、初めて感じるリズムに、最初はみな少し戸惑いましたが、サンバの持つ特有のリズムやサウンドの明るさ、力強さに、いつの間にかすっかり魅せられてしまいました。

演奏したのは、THE BOOMの<風になりたい>
これは、サンバに詳しい山下定英さんに、今回の為に一からアレンジをしていただきました。こうした準備にかなり時間がかかり、初めてする取り組みばかりで、何度も挫折しそうになりました。

私達の学校には、特別な防音設備があるわけでなく、周りにはマンションや一軒やが多くて、早朝や夜に音を出すことが出来ません。サンバの楽器はよく響いたので、夕方近くまで練習をやっていて苦情が来てしまったこともありました。なれない楽器で足や手にあざやマメができたりもしました。そうした中でも、顧問の先生方やSIMBRASILの方々の暖かい支えにより、私達オリジナルのサンバのステージを作り上げていくことができました。オーシャンドラムによる波の音に、ナレーションが入ります。<風になりたい>のメロディが流れ、いよいよサンバ隊の登場です。会場に今までと違う風が吹きます。サンバ隊は客席を行進し、そしてステージに上がり、客席に呼び掛けます。「みなさーん、私達と一緒にサンバをしましょう!」私達が提示したリズムに手拍子を求めると、2000人が同じリズムをたたき出し、会場は一気に熱くなりました。サンバ隊はまた行進をはじめ再び曲が始まり、今度は客席のドアから1年生のペットボトル隊が現れます。会場はカーニバルのような一体感に包まれ、私達の演奏会は幕を閉じました。(部員一同)
                                                   バンドジャーナル2002年7月号より



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