山下定英  ブラジル音楽紀行! Vol.3


2006年3月8日から24日までの約3週間またまたブラジルに行ってきました。

今回一緒に行くのはOba-Obaの管楽器トリオ。
Saxの塩川さんは遊びに、Tpの石井君はサンバのノリを掴みに、僕は2008年にある日本人移民100周年祭の行事の色々な打ち合わせにと様々な目的です。
さらに、なんと管楽器パラダイスの編集者の榎本さんまでネタ拾いに同行するという賑やかな旅になりました。

9日(木) サンパウロ 
ブラジル到着。お世話になる旅行会社の蛯原さんに挨拶。
その後サンパウロの町をブラブラ。
11日(土) サンパウロ
サンバの楽器を仕入れているコンテンポラネアに買出し。
それと毎週土曜日にやっているホーダ・ヂ・ショーロ(みんなで集まってショーロを演奏する場)を見学。
その後、蛯原さんの主宰する演歌バンドに合流し僕はベースを弾きました。蛯原さんはお礼にとサンパウロで一番美味しいというシュハスコ(ブラジルの焼肉料理)をご馳走してくれ、たまには演歌もいいなとみんなで大満足。
12日(日)タトゥイ
去年来日した作曲家のウドソンの家にお邪魔し雑談。
5月に女の子が生まれるということでみんなでお祝い。
夜はまたまたシュハスコをお腹一杯食べました。
14日(火) サンパウロ
バンダ・マンチケイラ(サンパウロのスタジオミュージシャンが集まったすごくかっこいい小編成のビッグバンド)のライブに行きました。
夜10:30からと遅いのでみんなでタクシーでいったのですが、僕と石井君は半ズボンということで入店拒否。 友達が演奏するから入れてくれと抵抗しましたが全く相手にされず、しぶしぶ戻り着替えてきました。
ライブはというと相変わらずノリノリの凄い演奏で僕らもこう演奏できたらいいのになーとため息。
終わってからリーダーのプロベッタをはじめ、友達と久々のご対面で懐かしい話が一杯できました。
プロベッタは7月にジョイスの演奏で日本に来るということなので楽しみです(時間が合えば一緒に演奏できるかも)。
18日(日) リオ
この日は榎本さんの企画で、ブラジルの曲を『管パラ』に紹介しようというもので、しかも譜面だけでなくインターネットで演奏している映像を流そうというものです。
数少ないリオの友達でマルセロ・ジャルジンという指揮者に、シラォン・シルヴァというギター奏者を紹介してもらいました。彼とホテルで待ち合わせをし、とりあえずリオの景色の良い所を探し撮影をしようということになりました。
しかし、平日より日曜のほうが人が少ないと思っていた僕が馬鹿でした。
ここはリオ、海岸は人で埋まりそこらじゅう人ばかり。結局当初予定していた海岸ではなく湖に場所が決まり撮影に入りました。しかし、ここはちょうど散歩道にあたっており道行く人たちが皆珍しそうに見ていき、とても騒がしく、塩川さんは恥ずかしいと嘆き、撮影は難航しました。
さらにシラォンのギターはグルーブがすごく、初めてということもありついていくのがやっとでした。でも時が経つにつれだんだん慣れ、シラォンとも打ち解け、かなり楽しく演奏できるようになりました。出来上がりが楽しみです。
20日(月)リオ
サンパウロの友人から、リオにガフィエラに詳しいSaxの友達がいるというので紹介してもらい、彼の家に遊びに行くことになりました。
名前はウンベルト・アラウジョといい、2mは有るのではないかという大きさの豪快な人でした。彼はプレイヤー兼アレンジャーで彼の作ったCDを聴かせてもらうとぶっ飛びました。
僕が理想としている音楽で、さすがリオのミュージシャンという感じでしょうか。日本の人たちがサンパウロに近寄らず、リオにばかり行くのもうなずけました。
榎本さんは早速取材に入り質問攻めにしていました。
その後ビールを飲みに行ったのですが、車できたのにもかかわらず軽く10杯ぐらい飲み干し(僕は4杯でダウン)平気な顔で帰っていきました。
でもリオに頼れるいい友達がまた1人増え?これから先もいい付き合いができそうな感じです。
21(火) サンパウロ
この日は、サンパウロ在住のピアニスト矢崎愛ちゃんのグループとのライブ。
愛ちゃんとは、彼女が高校を卒業してブラジルに来たときからの知り合いで、かれこれ15年になりますが、今は音楽で生計を立てられるぐらいにリッパになりえらくなったなーと父親になったような心境でした。
ドラムはネギーニョというのですが、小人だから驚かないでくれといわれましたがどこかで見たことのあるような人で、愛ちゃんに聞くと彼のお父さんはブラジルで有名な歌手だと聞かされビックリしました。
お客は日本人の人たちが殆どでしたが沢山の人に来てもらえ一安心。愛ちゃんの曲は難しくアドリブの苦手な僕はボロボロ間違い大変でした。
でも飛び入りの歌手や、草村芳也君という10歳の時ブラジルに来て、現在ベーシストとして活躍(長田さんのCDでトリステーザを弾いています)している彼が何故かSAXを持って一緒に演奏したりと、ブラジルでの久々のライブは楽しかったです。
24日(金) サンパウロ
帰る日の朝、やってくれました榎本さん。
塩川さんに起こされ、ベッドから降りると床一面水溜り。なんと榎本さんが寝る前にお風呂のお湯を出しっぱなしで寝てしまったようで、普通なら排水溝から流れるのだがここはブラジル、しっかり排水溝が詰まっており部屋中に水が浸透してきたということです。
でも今回はこんなことで大騒ぎすることぐらいで、大した問題もおきず無事帰国することができました。

2008年は日本はブラジル年ということが決まっているそうで、70万の人が日本から移民祭に参加が予想されているそうです。今回色々な方と話し合った結果、移民祭では日本の人たちと日系人を含んだブラジルの人達と一緒に演奏ができるような企画を作りましょうという話になりました。100年に1回しかないお祭りなので本当にみんなが楽しめ、ブラジルと日本がもっと近くなれるようないい企画を作りたいと思います。楽しみにしてください。














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