エザルタード サンバ ブラスバンド
第1回定期演奏会


 2004年5月23日(日)エザルタード サンバ ブラスバンド念願の第1回定期演奏会をパルテノン多摩大ホールで開くことが出来ました。(パチ・パチ・パチ・パチ)名前も知られて無いバンドでしかも1回目でということもあり、予想よりちょとお客さんは少なめでした。しかし、演奏はさておきコンサート内容は思ってのほか評判よく、来場された方々からはこんな吹奏楽のコンサート観たことが無い、感動した、サウンドに圧倒されたと、お褒めの言葉をこれでもかというぐらい頂きとても嬉しかったです。当初来日予定であったブラジルの作曲家ウドソン氏のキャンセルで予定は大幅に狂い、この演奏会自体をキャンセルしようかと考えた事もありましたが今思えばなんてバカなことを考えたのだろうと思います。
 1部最初の曲は僕のオリジナルの<Vai Frevo>フレヴォーで行こう。バンドのみんなからは疲れる、難しい、ノリが分からないと悪評ばかりで悲しかったですが、アンケートではかなりの人に気に入ってもらえたみたいでにっこり笑顔に。2曲目からは、ウドソン氏の曲で<ブラジルの小品集より>200以上あるといわれるブラジルのいろいろなリズムを、1分ぐらいの小曲にまとめたもので僕の大好きな曲です。3曲目の<カーニバルの道>は、ブラジルの東北部のマーチ<フレヴォー>モチーフにしたクラシカルな作品でとても綺麗な曲です。そして、1部のメインの曲は、僕の一押の曲<A Alegria Do Carnaval>楽しいカーニバル。この曲はリオのカーニバルでお馴染みのサンバで、そのサンバの花形楽器タンボリンをフューチャーした曲で、曲もすごく良いところにエザルタードの誇る(?)4人のタンボリン奏者のパフォーマンスも炸裂し会場では大うけでした。きっとこれから全国に流行っていくのではないかと思います。(みんなよく練習してくれました、ありがとね!)
 2部は共演のギターの加々美淳さんとダンスグループ<カーザ・ヂ・ガフィ>と一緒にノリノリのサンバステージです。ここからがエザルタードの真髄。オープニングは静かに加々美さんの歌で始まり、そこから一転して会場の左右、後からダンサーを先頭に打楽器隊が入場し、ステージにはガンザ(シェーカー)を振りながらメンバーが入場し会場をサンバ一色に包みこみました。(お客さんはビックリ)それからは途中にブラジルの東北部の音楽を織り込むものの、ダンサーを絡めつつサンバ、サンバのオンパレード。BJの別冊付録楽譜の<サンバの歌声は>加々美さんの歌をフューチャーしたスペシャルアレンジで会場は大いに沸きました。
 最後の曲はエザルタード恒例の<恋のカーニバル>で、Tubaの中隆志君のパフォーマンスとプロペラ付きの帽子の登場にバンドも会場も大爆笑。(中学の先生にしておくのはちょっとおしいかも)とこんな感じで最後まで行きました。
 今回のコンサートはバンドと会場とが一体になれることを考え、来て頂いた方にフイルムケースに小石を入れた手作りガンザを配り、一緒に演奏に参加して貰いました。サンバ楽器の紹介コーナーも作り、サンバに対する知識を深めてもらうということもしました。そして、これらの試みは大好評でお客さんもとても喜んでくれました。ということで今回はまあ成功かな?という感じで今後の展開に光がさして来ました。まだ、サンバと吹奏楽の距離は近くはありませんがきっと受け入れてもらえる物だと確信しました。来年は皆さんも是非演奏会を観に来てサンバ吹奏楽を体感してください。楽しいですよ!

楽器紹介コーナー。
最後には3人でサンバを
演奏しちゃいました。
かっちょいい踊りを魅せた
カーザ・ヂ・ガフィのみんな。
指揮者もバンドもみんなで
サンバ!
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